
SR50A-EEは、耐環境用に陽極酸化された超音波距離計です。音波発信器から発振された超音波パルスの対象物からの反射波を、受信機が受けるまでの時間の変化によって対象物までの距離を計測します。
腐食などが発生するような極限環境で計測が行える様にデザインされています。特徴の一つとして、MIL-A-8625 Type III(硬質陽極酸化手順)に準拠したアルミボディがあり、このクラスで最高の耐腐食性と摩耗抵抗を備えています。
まず、機器設置後地表までの距離を算出しておき、その距離から計測距離を差し引いて積雪深を算出します。より正確な数値を算出するために、気温を計測して空気中の音波速度を補正する必要があります。
センサー出力方式はRS232、RS485、SDI-12の3種類があり、方法に応じてデータロガーとの接続方式が異なります。キャンベル社製データロガーでは、基本的にSDI-12を使用して通信します。
測定時間 | <1.0秒 |
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出力形式 | SDI-12 version 1.3、RS-232、RS-485 |
ボーレート | 1200~38,400bps(RS-232、RS-485モード) |
電源 | 9~18Vdc |
測定範囲 | 0.5~10m |
超音波ビーム角 | <30° |
分解能 | 0.25mm |
測定正確度(温度補正後) | ±1cm又は0.4%(大きい方) |
動作温度 | -45~+50°C |
コンプライアンス | CE規格 |
寸法 | φ7.5 x 10.1Lcm |
重量 | 362.9g (ケーブル含まず) |
ケーブル重量 | 250g (4.57m) |
最大ケーブル長 | |
SDI-12 | 60m |
RS-232 | 60m (ボーレート≤9600bps) |
RS-485 | 300m |
消費電流 | |
計測時(代表値) | 250mA |
SDI-12モード待機時 | <1.0mA |
RS-232/485モード待機時 | <1.25mA (≤9600bps) |
<2.0mA (>9600bps) |
より詳細な仕様情報や技術情報は下記PDFをご覧下さい
SR50A-EE 英文マニュアル